ニュー・シネマ・パラダイス|ジュゼッペ・トルナトーレ

カシミヤフィルム

ジュゼッペ・トルナトーレ監督が贈る、心温まる物語

ニュー・シネマ・パラダイス

監督: ジュゼッペ・トルナトーレ
制作年: 1988年
ジャンル: ドラマ
上映時間: 2時間 35分
主要キャスト: フィリップ・ノワレ、ジャック・ペラン、サルヴァトーレ・カシオ

こんな話

イタリアの小さな町を舞台に、少年トトが映画館「ニュー・シネマ・パラダイス」で映写技師アルフレードと出会い、深い絆を育む物語。映画への愛と人間関係の温かさを描いた名作です。モリコーネの音楽も感動を高めます。

見どころ

トトとアルフレードの師弟関係

映画館を通じて育まれる深い絆がこの物語の核。特に別れのシーンは涙なしでは観られません

ノスタルジックなイタリアの風景

石畳の街並みや古びた映画館の風景が、映画全体にノスタルジックな魅力を与えています。

エンニオ・モリコーネの音楽

心に響く旋律が映画を彩り、特にラストシーンでの音楽は忘れられない名曲として記憶に残ります。

感想

『ニュー・シネマ・パラダイス』は、映画を愛するすべての人に贈られた名作です。映画館を中心に育まれる少年トトと映写技師アルフレードの絆が、イタリアの美しい田舎町を舞台にノスタルジックに描かれます。映画に魅了される少年時代から、大人になり故郷を離れるまでの彼の成長が、心に深く響きます。

特に感動的なのは、アルフレードがトトに贈る言葉や、物語を締めくくるラストシーン。そこには人生の喜びや切なさ、そして時間の流れを受け入れる強さが込められています。エンニオ・モリコーネによる音楽も素晴らしく、映像とともに映画の余韻を一層深めます。

『ニュー・シネマ・パラダイス』は、映画が持つ力や、人と人とのつながりの大切さを改めて教えてくれる作品です。涙なしでは観られないこの映画を、ぜひ多くの人に体験してほしいと思います。

情報

監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
製作:フランコ・クリスタルディ
脚本:ジュゼッペ・トルナトーレ
撮影:ブラスコ・ジュラート
美術:アンドレア・クリザンティ
編集:マリオ・モッラ
音楽:エンニオ・モリコーネ出演:アルフレード フィリップ・ノワレ/サルヴァトーレ ジャック・ペラン/アントネラ・アッティーリ/エンツォ・カナバレ/イサ・ダニエリ

この記事を書いた人
ミドリ
カシミヤフィルム 代表

映画とミニシアターが好きなおばちゃんです。 好きな監督はヴィム・ヴェンダース、ジム・ジャームッシュ、ジャン=リュック・ゴダールなど。ヒューマンドラマ、音楽が素敵な映画が好物です。 その他、海外旅行、喫茶店巡り、猫、音楽が好き